港の商店街を抜けるとそこには

港近くの商店街で出会った絵は、純粋にすばらしく
「これおばちゃんが描いたの」と言うおばちゃんことよしこさんに招き入れられた。
お店にはずらりと絵が並び、すべてすばらしかった。
わたしが真剣に見ているのに気付いたよしこさんは
段ボールに無造作に入ってる絵を全て見せてくださった。そのどれも見応えがあり、
「ああ、絵を見せてるとなぜか暑くなるのよ!」と話すよしこさんとわたしの顔は上気し
本当に暑くなってしまった。
そんなパワーのある絵の中から、あなたにはこれをあげるわと
選んでいただいた絵は花の絵だった。
花と緑、植物にあふれた絵だった。

その後近所に住むアメリカ人青年もふらりとお店に入ってきて(いつもいらしてるとのこと)
スイカやスパゲティまでいただき、数人でわいわい笑いながら食べた。
「今日は朝なぜか落ち込んでたんだけど、最後に、こんな出会いがあって
なんだかすごく元気もらえたわ」と、笑顔でよしこさんはおっしゃった。

わたしはめんたいこを購入しお店の紙をいただき連絡先を交換した。
「さっき会ったとは思えないわ。もう10年の付き合いみたいね」とおっしゃるよしこさんの絵は
世界中にあるらしい。
世界中の人が偶然の出会いに、幸せをいただいて帰っていった様子がお店を飾るみんなの言葉からも伺えた。たくさんの人々の言葉色紙もいっぱいだった。
福岡では大学パンフの表紙を飾ったり個展をされたりしているそう。
あたたかい心を、何の気もなくすうと差し出していただき、
ただただ
ほっとしてきゅんとした時間だった。門司港付近にて。
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by nemo_yuka | 2010-07-05 10:08