一学期を終えて思ったこと。

絵を教えるときに気をつけていたことは
「自分の物差で人を測らない」ことでした。

人それぞれ、思想、経験、好み、環境は違うので
その人に合った絵はどれか、指導はどうかを、個々に考えていた気がします。
目標はひとつには決して定まらず、
個性に合う絵に到達することが一番の目的なので
総合的にいいものを という方法は自ずと排除されていきました。
だからもう各々、絵が全く違う。
その各々の絵がどんどん生命力を宿し
生き生きと個性が引き出されていくのを見るのは、圧巻でした。
最後はみんな真骨頂的な^^

イラスト教室の展覧会など行くと同じ傾向の絵が並んでたりするので
うちのクラスのバラバラ感といったら!という感じなのだけど
個性が出せること、自分で考え、決め、進んで行けることこそ
私はとてもとても大事なことだと思います。

一般的に良い絵や、常識や、ましてや人にとって良い絵(使いやすいとか)を
追求しても自分には何も残らない。
追求するのは、自分に残るものでしかなく
自分らしさとは他には決して存在しないものだからこそ結果、
それを知ることは、新鮮で力強い生命力を表現できるようになることであるような気がします。

また最近の傾向は私の時代とは全く変わって、
変わるべきは年長者(経験の多い方、年長者とは限らないけど)であるのも実感しました。
変化に対応し、一方的ではなく総合的に見られるよう
いちいち修正しつつ、対応しなければならないのだなあと。

そしてこれって
絵だけに当てはまることではなく。
人と関る際、
自分の物差で測らない
自分の考えを押し付けない
相手ができることを見抜き
相手の思想、経験、好み、環境を考慮し
更に、他者にとって都合のいい思想を植え付けないこと。

人に対して、「他者、自分、一般常識」というのがやっかいで
ついそこから見てしまいがちだけど
大事なのは「相手」が求めてることを知る、を追求する
「自分の成長」でしかないような気がしました。

一学期を終えて思ったこと。
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by nemo_yuka | 2010-07-17 10:05