天気雨の日

祖父母は、肉体は変わったけど
中身は変わらない、
いつまでも尊敬すべき自分の祖父母であった。
何があろうと何をされようと、そこだけは一切変わらない。
子供の頃から持つ、敬いの気持ちで、会えた。
会ってあげなきゃとか、一瞬気持ちが揺れたが
会いたい気持ちで会えていれば、
いつでも思い遣っていられれば、
離れていても充分で
むしろその思いの方が大事に思えるようになった。
会えていない期間は、大変くるしかったが
今は、会える体がある自由さに気付き、楽になった。
思い遣りこそ分け合う感情で
祖父母もわたしもそこを見ていた。

天気雨できらきら光る道路と
遠くの稜線がゆったりと
ハウスに寄り添っていた。
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by nemo_yuka | 2010-07-27 15:12